1 最近は、京都でも激しい雷雨があったり、長時間雨が降り続いたりする日があったりしています。
雨の日には、自動車を運転している場合でも歩いている場合でも視界が悪くなるため、事故が起こることが多くなっています。
ワイパーや水滴、傘等によって視界が遮られて、水滴にライトが反射するなどして視界が悪くなると、交通事故は発生しやすくなります。
また、雨により路面が濡れているためブレーキをかけてから停止するまでの距離が長くなってしまいます。
雨の日には、自動車の速度を抑え、車間距離を十分にとって安全運転を心がけてください。
2 ただ、ご自身がいくら事故に気を付けていたとしても、追突事故の被害者となってしまうというような形で交通事故に巻き込まれてしまう場合もあります。
赤信号や渋滞、一時停止に従って停車しているなど、必要があって停車している際に後方から追突される場合には、基本的には停車している車に過失はありません。
追突した車の前方不注視や車間距離不保持などの一方的な過失に因る事故と考えられるためです。
一方、危険防止のため等のやむを得ない理由がないにもかかわらず急ブレーキをかけたことで後方の車が追突したのであれば、急ブレーキをかけた車にも過失があることになります。
事故の状況によっては割合について修正が加わるなどして過失は異なってきますので、詳細な事情を伺わないと、過失についての判断はできません。
3 交通事故の過失についてのご相談は弁護士法人心京都法律事務所にご相談ください。
正確に過失を判断するためには、道路状況や双方の車両の動きなどをきちんと把握する必要があります。
過失は損額賠償の金額に直結する重要な要素ですが、物損の損害賠償の際に安易に和解してしまうとケガについても適用されて大きな不利益が発生することがしばしばあります。
和解の前にはぜひ弁護士にご相談ください。